今回は
「客室乗務員になるには,
英語資格のTOEICは必要か?」
これについて紹介します。
※各航空会社の応募条件は突然変わる事があります。
最新情報は、ご自身で確認なさってくださいね^^
客室乗務員になるにはTOEICは必要?

ハッキリしない答えですみません。汗
「日系のエアライン」と、「外資系エアライン」で事情が違います。
日系、外資、それぞれ紹介しますね。
まずは日本国内のエアラインから。
JAL/ANA国内の航空会社のTOEIC提出

募集要項には次のように書かれています。
JAL(日本航空)
TOEIC600以上、または同程度の英語力を有することが望ましい
ANA(全日空)
TOEIC600点以上の英語力を有すること
ピーチ(Peach)
英語:TOEIC600点、GTEC-LR260点相当程度以上を有する⽅。
バニラエア
TOEIC600点程度以上、または同程度の英語力を有していること。
日本の航空会社の多くが、
「TOEIC600あれば、言うことなしだけど、TOEIC600 くらいの英語力は付けておいてね」のスタンス。
注意ポイント
TOEIC600 を持っていない人は、別途、GTECという英語試験が課されます。
実際に私の知り合いのANAのCAさんは、TOEIC600 は取れず提出できなかったので、GTECの英語試験を受験。
それに合格し、ANAのCAさんになりました。

外資系CAに必要なTOEICスコア一覧

外資系の航空会社の応募条件に「TOEICのスコア提出が必要」といっても、各エアラインによって求めるスコアが違います。
外資系エアライン応募に必要なTOEICスコア
募集要項は毎年変わるので最新の情報は確認してくださいね^^
TOEIC600以上
- エアジャパン
- アシアナ
- 大韓航空
- ジェットスター
- タイ国際航空(TOEFLでも可)
- 香港ドラゴン航空
- チャイナエア
TOEIC650以上
- エアアジアX
- キャセイパシフィック
TOEIC700以上
- ガルーダインドネシア航空
- ジェットスター
TOEIC750以上
- スイスインターナショナル
TOEIC800以上
- アリタリアイタリア航空
募集要項が「Fluent in English(英語堪能)」の航空会社
- エミレーツ
- エティハド航空
- シンガポール
- KLMオランダ航空
TOEICの提出がなくても、その分、英語の筆記試験と英語面接でしっかり英語力が試されます。
これはこれで、プレッシャーを感じます^^;
だってfluentって、流暢なって意味ですからねw
まとめ

外資は、TOEICは会社によって細かく必要スコアが違うので、自分が行きたいエアラインのスコアを目指してくださいね。
また、外資と一言にいっても、
- 日本べースの外資
- 日本人は日本路線に乗務できる
お客様に日本人が多く、一緒に乗るCAさんにも日本人がいると思います。
一方、
- 外国ベース
- 日本人も世界中の路線に乗務
日本ベースで日本線を飛ぶ外資系より、もう少し英語力が必要になると思います。
理由は、
機内数百人の中、日本人は自分だけ・・・
「分からない事があった時、日本人の同僚にちょっと聞く」何てことはできません。
アメリカ系や中東系は、「外国ベース」から「海外空港」に、日本人CAをバンバン乗務させます。
例)アブダビ→NY、LA→デンマークなど。
外国ベース発→外国行きの機内には「日本人は自分だけ」の環境が当たり前です。
通訳は自分です(;^ω^)
さらに、外資系エアラインのほとんどが、業務の全てを英語で行います。
- 入社後の訓練
- 業務連絡
- 法律的な契約事項
- マニュアル
- 毎日の仕事
全部英語!
外資系CAを目指す人は、特に英語の勉強を頑張っておく必要がありそうですね。

外資系CAを目指す場合、応募に必要なTOEICのスコアはもちろん、
ネイティブとの英語面接を突破する英会話力も必要になります。
ここまで、長くなりましたが、今回TOEICに関しての話をしました。
「日系のCAさんに求められるTOEICスコア」の方が低いからといって、
日系CAさんになる事が簡単なわけでは全くありません。
日本語面接には日本語面接の大変さがあります(;^ω^)
と少し、話がそれましたが、
「CAになるためにTOEICがどのくらい必要か?」
エアライン別に紹介してみました。
私なりの解釈なので、この意見が正しい訳ではありません。参考程度に読んでいただければ幸いです。
最後まで読んで下さってありがとうございました。