
CA受験に関しては、航空会社の面接官が合格を決めるものです。
「これをすれば絶対内定!」という方法はありません。
ただ、私がCAを目指していた頃、内定した先輩CAさん達の情報はすごく聞きたかった。
そこで、私が実際にエントリーシートに書いた【志望動機】を書いてみる事にしました。
実際めちゃくちゃ恥ずかしいし、私の志望動機が良いとは限りませんが・・・。
それでも最終的に手にした結果は、日系、外資共に第1希望に内定。
滑り止めで受けた、もう1社の大手航空会社にも内定を頂き、合計3社に内定をもらう事ができました。
志望動機の書き方が分からない方の、参考にしてもらえたら、幸いです。
このページではANAに提出して、通過した志望動機を紹介します。
JALへの志望動機はまた後日アップしますね。
私が提出した【志望動機】

私は、外資系の航空会社でCAとして乗務を経験し、CAという仕事が自分を成長させてくれる仕事だと実感しました。
そんな中、貴社の「お客様と共に最高の喜びを創る」という理念を拝見した際、私が客室乗務員として1番やりたい事だと感じ、深く感銘を受けました。
また、生涯、国際線の客室乗務員を続けていきたいと思った際、日本はもちろん、世界トップクラスの安全性、顧客満足度を誇る貴社の一員として、世界一のエアラインを目指し仕事をしたいと思ったからです。
国内線、また国際線路線を急激に拡大なさる貴社で、日本そして世界中のお客様に喜んでいただきたいと思い志望いたしました。
ははは恥ずかしい~~~~~((+_+))
突っ込みどころ満載な気がしますが、これでも通過できました。
今、読んでみて、悪いポイントを書くなら、
堅苦しい・・・。
そして、つまらない・・。
まあ、それでも当時の私からしたら、何度も書き直してベストな文章だったんでしょうね。
結果として、1万通の中から、数百人に絞られた中に入れた文章ではあります。
私が志望動機をどうやって書いたかポイントを紹介します。
私の【志望動機の書き方】
エントリーシートに書いた志望動機は、
この後、運命を左右する「面接」で使われます。
面接官によっては、エントリーシートの志望動機を見て質問します。
だから、
エントリーシートに嘘を書くと、
「面接で話が広がらなくなるな」と考えました。
そこで、

※これは本当に素直な気持ちを書きました。
自分勝手でOK!
誰にも見せない前提!!
それを今から公開するので、処刑台に上る気持ちです(*ノωノ)w
step
1素直な気持ち(志望動機)を書き出す
- 国際線に乗りたい
- 日本のエアラインも飛んでみたい
- 就航地の多い会社で飛びたい
- 外国人のお客様にも接客がしたい
- お給料・福利厚生の良い会社で飛びたい
- 大きい会社で飛びたい
- 制服が着たい
言いたい放題(;^ω^)
この中で、志望動機に使えそうな自分の気持ちと、書いたら落とされる項目を分けました。
志望動機に使えそうな動機
- 国際線に乗りたい
- 就航地の多い会社で飛びたい
- 外国人のお客様にも接客がしたい
「その会社を志望する理由」って、「その会社だからできる事」に繋がってたりします。
そこをさらに強く、
「貴社で、○○がしたいから志望しました!!」の文章に変ええていく。
次のステップで説明します。
step
2【志望動機の文章】に仕上げる
- 国際線に乗りたい
- 就航地の多い会社で飛びたい
- 外国人のお客様にも接客がしたい
上の3つの気持ちは、ざっくり言えば、
「世界中のお客様に接客がしたい」という気持ちですよね。
ざっくりすぎかもしれませんが…w
そして、その気持ちを、
「なぜ ANAで『世界中のお客様に接客がしたい』のか?」
が面接官に伝わるように書いていきました。

ANAは、そのころ、国際線に路線をどんどん拡大していってた。
そして、それをHPやプレスリリースでいつも発表して誇りに思ってるようだった。(私の感想ですがw)
さらに、いつも「世界一のエアラインを目指します!」や、安全性、顧客満足度にも触れていたので、引用しました。
この部分↓↓
また、生涯、国際線の客室乗務員を続けていきたいと思った際、日本はもちろん、世界トップクラスの安全性、顧客満足度を誇る貴社の一員として、世界一のエアラインを目指し仕事をしたいと思ったからです。
国内線、また国際線路線を急激に拡大なさる貴社で、日本そして世界中のお客様に喜んでいただきたいと思い志望いたしました。
志望動機を書くための【企業研究の仕方】
あくまでも私の経験談ですが、私が志望動機を書くためにした企業研究のやり方を紹介します。
初めにお伝えしたい事は、航空会社の情報は膨大。
企業研究をするとき、目的意識を持ってしないと、探すべき答えを見失います^^
「会社がどんな人材を欲しがってるか?」
「会社が目指してるのは何か?」
私は、この2点を意識しメモを取りながら、HPや本で企業研究をしました。
とはいえ、そんなに時間は費やしていませんが・・・1週間くらいの間、すきま時間にしていた感じです。
話は戻って、、、私がした企業研究↓↓
人事の客室乗務員採用のページはもちろん
- 安全のページ
- 経営戦略のページ
このあたりまで読んでいました。
②航空会社が出してる本を読む
無理して難しい本を買わず、自分に理解できそうなのを買いました。
ANAに限らず、JALや外資でも同じ方法で情報を集めました。
これ以外、OG訪問をしたり、実際に努めてる友人がいたら質問するのも有効だと思います。
企業研究で見つけた情報を【志望動機】に書く方法
私が、ANAの企業研究をした時、
採用のページで「長く勤めてくれるCAが欲しい」という事に気づきました。
そこで、「自分はずっとCAを続けたいと思っている!」とアピールするために、
また、生涯、国際線の客室乗務員を続けていきたいと思った際、
という一文を、志望動機に入れました。
さらに、
どこかのページでかかれてた(当時はどこに書いてあったかまで言えるようにしてた)
「お客様と共に最高の喜びを創る」
という言葉を読んだ時に、「本当にこの通りだな~」って素直な気持ちで思ったので、その一文も引用しました。
そんな中、貴社の「お客様と共に最高の喜びを創る」という理念を拝見した際、私が客室乗務員として1番やりたい事だと感じ、深く感銘を受けました。
当時の私は、企業研究してますアピールもしたかったんでしょうね。(;^ω^)
「なぜJALではなくANA」は書かなくて大丈夫?
なぜJAL?
なぜANA?
これは日系大手2社のテッパンの質問ですね(;^ω^)
って私は一度も聞かれませんでしたが、しっかり答えは用意していきました。
志望動機にそれを書くべきかどうか?
私は志望動機には、一度も書きませんでしたが、内定できました。
志望動機とは、「なんでその会社で働きたか?」に答えればいいので、
その会社で働きたい熱意が書かれていれば、いいと思います。
「絶対にANAでなくJALにしかないもの!(もしくはその逆)」とアピールされてる内容でなくてもいいと思います。
実際 私は、JALもANAも同じくらい憧れていましたw
だから、志望動機を書く時は、
他社の存在は一旦忘れて、今書いてる会社への愛だけに集中しました!(^^)!
「この志望動機は素直な気持ちなんだけど、考え様によっては、JALでも言える事かもしれないから提出できない!」
と書けなくなるくらいなら、「素直な気持ち」を書いて提出してもいいと思います。
ただし、面接対策は別です!
面接では「なぜANAじゃなくJAL?」と聞かれる可能性があるので、答えは用意していくのはマストです。
私が用意した面接用の答えも、後日アップしますね。
「あんしん・あったか・あかるく元気」は使わなくて大丈夫?
私は使いませんでしたが、自分の素直な気持ちを表現する時に、必要な言葉なら使ってもいいと思います。
実際、「エントリーシートや面接でゴリゴリに使って内定したよ」という友人も何人もいます。
他の受験生と被るから言わない方が言い!との意見もあるようですが、私は被ってもいいと思っています。
「叶えたい夢が同じ人達」の動機が同じなのは、自然な事ではないでしょうか?
- お医者さんになりたい理由に「人の命を救いたいから」
- CAになるのに「実際に見て憧れたから・世界中に行きたいから」
こういう気持ちが被るのは、普通の事だから素直な答えでいいと思います。
それ以外の質問や面接で、あなたらしさは表現できると私は思っています。
最後に
エントリーシートに書いた事、WEB動画で話した事は全て記録しておくことをお勧めします。
面接でそれに関して質問された時、「そんな事言ったかな?」「面接官は何について話してるのかな?」にならないようにしましょう^^
面接前にさらっと目を通しておくのがおススメです。
ここに書いた事は、私の体験談です。
この方法が絶対に正しいとは限りませんし、志望動機の書き方なんて人それぞれなので、みんな違っていいと思っています。
「参考程度に読んでもらえたら」と思い、紹介しました。
また、

- TOEICの点数
- 英語以外の語学力
- 経歴
- 資格(看護資格などは有利)
- 写真
これらを総合的に見て判断されます。
より通過しやすいエントリーシートにするためには、TOEICのスコアを上げておくなどの努力も並行して行う事をお勧めします。
文字で説明するのは、難しく、分かり難い部分もあったかと思います。
それでも最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
あなたがCAに内定できる事を心から応援しています。頑張って下さいね^^