こんにちは!さくらです。
今日はCAの訓練に落ちたらどうなるか?
これについて紹介していきます。
客室乗務員は面接や採用試験に合格したらすぐにCAになれるわけではありません。
ドラマでもよく放送される訓練生として訓練所に入ります。
だいたい2~3ヶ月間で緊急脱出・救急処置・機内サービスの試験に合格しなくてはいけません。
CAの訓練に脱落したらどうなるの?
訓練中は毎日講義を受け、次の日に実技試験だったり筆記試験があり、そのすべてに合格しなくてはいけません。
これに落ちたら・・・
結論から言うと、
再テストをうけます。
この再テストにも落ちたら、、、、
みっちり叱られ、脅された後に、
再々テスト。
再々テストにも落ちたら・・・・
ここからは日本の航空会社と、外資の航空会社で扱いが違いました。
日系の航空会社で訓練に落ちたら・・・
日系は、訓練を受けなおさせて、再びテストをしてあげていました。
そしてそのCAさんは少し同期達より遅くOJTを受け、
無事にCAになっていました。
外資の航空会社で再々テストに落ちると
外資は、、、再々テストにも落ちると・・・
解雇でした。
怖いですが、実際に解雇されて母国に返されていたCA訓練生が居ました。
他の記事でも書いていますが、
- 日本は規則が厳しい。解雇はめったにない。
- 外資は規則は緩い。けど結果に厳しい。
私が経験したたった2社での経験ですが、上に書いたスタイルでした。
CA訓練で落ちる人はいるの?
CA訓練で落ちる人は、実際にいました。
解雇するかしないかは会社によって違います。
ほとんどの人が合格できるような内容ですが、みんな目一杯頑張らないと合格できません。
私は無事に合格できましたが、ギリギリだったと思います。
覚えることは山のようにあるし、
何より、
試験が、ちょーーーーーー緊張するんです。
訓練はハッキリ言って嫌で嫌で仕方無かったです。
トラウマ・・・。
CA訓練ではどんなことをするかは、多すぎて一言では説明できませんが、下の動画と同じことを完璧にしないと不合格です。
国内の航空会社で再々テストになると、
大問題で偉い人と面談とかさせられるそうです。
そして、もう一度訓練を受けなおしになります。
まるまる最初からではなく、教官がココから訓練を受けなおす必要があると判断したところから。
精神的にきついと思いますが、安全の知識や緊急脱出をきちんとできるようになってからでないと飛行機にはのれないんですね。
そんなに厳しいCA訓練は必要か?
客室乗務員の厳しい訓練は本当に必要か?
はい、絶対に必要だと思います。
毎日、多くの人の力で安全な運航を作り上げていますが、万が一の事故や緊急事態は毎年起きています。
緊急事態の中で、お客様の安全を確保し、脱出をさせるのはCAの仕事です。
保安要員であるのがCAの一番の仕事。
実際にこういう緊急事態でCAが動けなかったら機内はパニックになってしまいます↓
緊急時にお客様の命を救う行動ができないCAは会社は乗務させられないのには納得です。
訓練は本当に嫌だったけど、いろいろ教えて指導してくれた教官たちも、指導するのが仕事。
短期間で色々教えてくれて感謝しています。
まとめ
国内の航空会社のCA訓練で再々試験におちても、チャンスがあると書きましたが、
ずっと落ち続けていたら客室乗務員にしてもらえるかどうかはわかりません。
本気で取り組まないと簡単に受かるものではないと思います。
会社としては、長い採用試験を経て、やっと見つけた人材だから、ぜひ働いてほしいと思っています。
だから合格させられるように、いろいろ教育システムを工夫して教育してくれますが、
それでもマックスで頑張らないと合格できないくらい厳しいです。
CA訓練の話で、恐ろしいのが外資系航空会社のお話。。。
訓練に落ちたらクビ・・・
次回は、実際に外資の訓練中にあった話を紹介しますね。