こんにちは!元国際線CAのさくらです。
先日、カナダ人、台湾人、中国人のママ友とホームパーティをしました。
さくらは初めてその会に参加しました。
皆が仲良く話して酔って、最後は一緒に踊り出しだりしてたので,
「ずっとこうやって仲良くしてきたのかなぁ。羨ましいな」と思っていたら
何とみんなも初対面のゲストたちでしたw
どんだけノリが良いんだ!?
そこで思い出した機内でのエピソードがあるので書いてみますね。
アフリカ線で見た「CA達のダンスパーティ」
ある日、アフリカ行きの便でのお話。
この日は深夜から飛び立つナイトフライトでした。
ナイトフライトは「睡魔との戦い」
お食事のサービス中とか動きまわってる時はまだ眠気がごまかせるけど
問題は、その後・・・。
機内の灯りを落としてお客様に寝てもらう時間。
ギャレーも静かになるし、する事ないしジーっとしてると眠気が襲ってきます。
この日はお客様も少なくさくら達がいた後方のギャレー周りにはあまり人が居なかった。
客席の照明は暗くしてもギャレーは電気を付けています。
灯りが漏れないように、ギャレーと客席の間にあるカーテンを閉めます。
そうするともっと緊張感が無くなりみんなの眠気はピークに・・・。
CA達みんなが眠すぎて元気がなくなっていました。
そんな時にリズムのような音が聞こえてきたんです^^
それはアフリカ人CAが太ももを太鼓みたいに叩いてました。
そして隣のアフリカ人CAさんもそれに便乗して合奏?!みたいになって、さらにフィリピン人CAがトレイを叩き始めました。
そしてみんなが言った一言
「WE NEED THIS!これが必要だったね!!」
そしてそして、体をくねくねさせて踊り出しました。
はい、パーティースタート☆(;'∀')
※日本では考えられませんが本当の話ですw
しかもそのダンスとは、さくらも始めてみましたがとにかくお尻をフリフリボンボン?!するダンスで、
よくそんな動きができるなと感心するダンスでした。
アフリカ人上司もお客様も機内でダンス
なんとトイレにギャレーの側に来ていたアフリカ人男性のお客様も笑顔でジョイン。
きっと退屈だったんでしょうね。
実はその時エコノミークラスのエチオピア人のリーダーはファーストクラスに打ち合わせに行って居なかった。
みんなで踊りまくってる時にカーテンが開いてリーダーが返ってきた。
さくらは「ヤバい!叱られる!」と思ったら
上司「I LIKE IT!My girls can move!いいねー!みんな上手に踊るねー!」
とそのまま一緒にダンス^^;
えっ、、、踊ってて良いんだ、笑
ここは外国~・・・
機内のほどんどがアフリカ人のお客様とクルー~~
ついでにキャプテン達もジンバブエ人~。
日本人さくらの常識なんてここでは非常識~。
身を任せよう~私も踊れ~
もちろん、私も踊りました^^
下手すぎてその場にいたCAもお客様も沢山笑ってくれました。
最後に
私が外資系のエアラインCAをしていた時、会社全体の従業員の中で日本人は1%もいませんでした。
1%以下って、ものすごいマイノリティですよね。
そんな中、様々な国のクルー達の中でチームとして働く時は、日本の常識はすてて、相手の文化に飛び込むような気持ちで働いていました。
毎日が、驚きや、新しい大変の連続でした。
「みんなが踊ってたら、一緒に踊る」くらいのノリの良さがあると、海外のエアラインでは打ち解けやすいですよ。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。さくら