CAまるわかりブログ

元国際線CAによる、航空会社の採用試験に合格する方法から、メイクや髪形、スキンケアなどの美容情報、空でのドラマ、そしてなかなか聞けないキャビンアテンダントの年収などお給料事情まで大公開しちゃうブログです。

リアル飛行機ドラマ・機内の実話etc

飛行機ドラマより怖かった!警察が来たフライト

更新日:


さくらがCAとして世界を旅して色んなカルチャーショックを経験しました。

日本と違いがあり過ぎてビックリした経験は数えきれません。

そのうちの1つのエピソードを書きたいと思います。

お客様からお酒の匂いがプンプン

さくらがエコノミークラスのCAだった頃、アフリカに飛びました。

アフリカステイの後、帰りの便での出来事です。

搭乗が始まってキャビンには沢山のアフリカ人のお客様がやってきました。

その多くが黒人のお客様。

そして中国人のお客様の団体も何十人もいました。

観光ではなく労働者として出稼ぎに行ってる中国の人がたくさんいました。

そんな中、身長が190cmくらいあって全身入れ墨で筋肉ムキムキの白人男性が乗ってきました。
(機内で男性はタンクトップを着てました^^写真はイメージ)

tattooが悪いわけでは全然なく、

その男性、お酒の匂いがプンプン。

モロッコ人の女のCAが最初にその臭いに気づいてさくらに教えてくれた。

さくらも臭いをかいて、どのくらい酔ってるかの確認をするために挨拶のフリをして話しかけに行きました。

さくらが「Welcome onboard ,Sir!How are you?ご搭乗ありがとうございます。こんにちは」

と言うと、男性は眉毛を動かして口角をちょっと上げた。

表情でしか反応してくれなかった。

その数秒間にさくらは男性の顔を観察。

目が血走っているしお酒の匂いがスゴイ。。。これはヤバいと思いました。

酔ったお客様を乗せて上空に飛び立って、上空で何かあっては遅い。

機内でCAに絶対言ってはいけないあの言葉


同僚が酔い具合は大丈夫か確認しに話しかけに言った。

「Sir,Are you alright?お客様だ大丈夫ですか?」

って感じの事を聞くと、、、

 

男性はいきなり怒って怒鳴り出した。

そしてキャビンアテンダント達にむかって

「F○CK YOU !!」3回くらい連呼。

さくらはその時男性の斜め後ろに立っていた。

機内は騒然としてた。

言ってしまいましたこの言葉。

おおやけの場で使う事は許されないとっても悪い言葉。

お客様がCAに使った場合、搭乗を拒否できる言葉なんです。

さくらや他のエコノミークラスのCAもすぐに駆け付け

「that is not acceptable ,we have to report you immediately(お客様の行動は容認できません。直ちに報告します)」

と毅然とした態度をとりました。

パーサーは機長に報告。

機長がオフロードの命令を決定(飛行機から降りてもらう決定)

そして空港の警察に通報した。

すぐに警察が飛行機の下まで来てドアのとこまで上がってきた。

パーサーがドアのとこまで歩くよう男性に話し、

男性は飛行機のドアのとこまではすんなり歩いてくれた。

そして飛行機のタラップをいやいや降りて行った。

飛行機から降りて状況が把握できたのか、男性がまた怒鳴り始めた。

そこでアフリカの警察がすかさず取った行動に仰天!!

怒鳴っていた大男が一瞬で凍り付いた

男性は、階段をおりて何かが気に食わなかったのかまた怒鳴り始めた。

男性が怒鳴りながら持っていた荷物を地面にたたきつけたのが見えた。

と、その途端!

銃口が男性の顔に向けられてた。

そして男性よりも大きな怒鳴り声

「Hands up in air!hands up!!(手を上げろ!手を上げろ!)」って警察が怒鳴ってました。

男性は銃を向けられてさすがに無抵抗。

銃をつきつけられたまま両手を上げていました。

さくらは生まれて初めて、誰かに銃が向けられているのを見ました。

しかもその銃が上の写真で使った小さいのではなくて
実際にさくらが見たのは両手で持つ長いやつで迫力が凄かった。

日本で酔っ払いが暴言を吐いてても警察は一瞬で顔に銃を向けたりしないですよね。

そもそも空港の警察がそんな大きな銃を持っていないし。

下の写真がさくらが見た時の警察の服装や車そのもの↓↓

(引用元:http://www.dailymail.co.uk/news/article-1283648/Armed-guards-welcome-Rio-Roo-boys-England-squad-touches-South-Africa-World-Cup.html)

ボロボロのワンボックスカーみたいな護送車?!のドアが開いていて

男性はそこに押し込められるようにして入れられて連行されていきました。

銃を向けた空港警察を見て機内は大パニック!

さくらは階段が付けられている飛行機のドアのところから一部始終を見ていました。

そして男性が連行された後に、

すぐに自分の持ち場のエコノミークラスに戻ると、

乗客がみんな飛行機の窓にへばりついて、その様子を見てた。

こんなにみんなが片方の窓に寄って飛行機が傾くんじゃないかって思ったくらい。w

前のページでも書いたけどその頃はアフリカで中国のビジネスが盛んでした。

機内には何十人もの中国人のお客様。

その人達に席に戻るようにお願いしても、自分の席が分からなくなってしまってる人がほとんど。涙

搭乗券の半券を見せてと言ってもすんなり出てこない、涙。

中国人のお客様に慣れていない外人クルーたちはイライラ。

アフリカ人のクルーに「さくら同じアジア人だから言葉を理解しあえないの?何とかして!」
とムチャぶりされたり。

飛行機は大幅に出発が遅れていた。

ケニア人のエコノミークラスのリーダーが少しでも早く席に座ってもらいい一心で

「どの席でも良いから座ってー。どの席に座っても同じ目的地につくから!プリーズ!」

と言って客室を整備していました。

日本の航空会社のCAはこんな事言わないですよね(^^;)

まとめ

(引用元:https://www.yahoo.com/news/african-twins-plotted-blow-us-embassy-police-150134967.html)

さくらの海外生活で銃を向けられてる人を見たのはこの1回だけです。

海外が危険なのか日本が平和なのか一言では言えませんが、世界は広い!!

Cabin crew's life is like keep discovering!(CAの毎日は発見の連続!)

家に帰ってキューバ人とルーマニア人のルームメイトにこの話をしたら、

「警察が銃出すのなんて普通だけど?!南米は酔って物壊してるだけで撃ってくるよ」

って言っていました。ホントか冗談か分かりませんが。

海外の警察を見慣れてる人には普通の話かもしれません。

けど日本育ちのさくらにとっては、

銃を向けられて「両手をあげろ!」って言われてる人を見たのは衝撃的でした。

お酒を飲み過ぎて海外の空港で暴れてはいけませんね。笑

今回も最後まで読んで下さってありがとうございました。

-リアル飛行機ドラマ・機内の実話etc

Copyright© CAまるわかりブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.